どうも、へちま(@hechima_papa)です。
我が子をよく撮影する僕ですがそんな我が子もカメラに興味持ち始める年齢となってきました。
父ちゃん、わたしも写真撮りたいからカメラ貸して
(…壊されたくないから貸したくない)
カメラは精密機械なので落としたり水没させてしまうと壊れてしまいます。
手加減の知らない小さな子どもだとなおさら自分の高価な大事なカメラを貸してあげるなんて怖くてできません…。
というわけで、そんなところにちょうど良いカメラ。ニコン COOLPIX W150を今回は紹介したいと思います。
ニコンCOOLPIX Wシリーズは「個性派アウトドアシリーズ」として防塵防水・耐衝撃性能に優れた、シーンを選ばないどこでも使えるカメラシリーズでございます。
上記2つのW300とW150がラインナップされているのですが、W300はガチガチアウトドアな硬派カメラに対しW150は丸みを帯びた可愛らしいデザインが特徴。
今回紹介するのは限定カラーである女の子に人気な「フラワー」だよ!
ニコン COOLPIX W150の「フラワー」は数量限定販売のレアカラーモデル。
僕が購入した2019年12月でもまだ在庫がありました。※COOLPIX W150は2019年8月2日発売
公式販売サイトであるニコンダイレクトでは「COOLPIX W150 FLOWER LIMITED BOX」としてカメラの他にストラップやケースとセットで販売。
アマゾンではフラワーカラーを単体で購入することができます。
それではニコン COOLPIX W150について書いていきます。
ニコン COOLPIX W150 は濡れても落としても大丈夫!
ニコン COOLPIX W150は防塵防水に加えて耐衝撃に非常に優れたカメラです。
子どもにカメラを扱わせるとなると、怖いのが落下によるカメラの破損です。
まだまだ精密機械を丁寧に扱うことが理解できない年齢だとなおさらカメラを渡せませんよね。
このタフカメラのCOOLPIX W150 は水深10m&1.8m落下をクリア!
子どもが使用する上での想定されるシチュエーション、プールや砂場などカメラが苦手とするシーンでも難なく撮影することができます。
これだけタフだと子どもにカメラを与えても神経質になることがありませんね!
>>COOLPIX W150 濡れても落としても安心「子どもも使える安心性能」| ニコン公式サイト
ニコン COOLPIX W150 の主なスペック
有効画素数 | 1317万画素 |
センサーサイズ | 1/3.1型原色CMOS |
焦点距離 | 4.1-12.3mm (35mm判換算30-90mm相当の撮影画角) |
開放F値 | f/3.3-5.9 |
シャッタースピード | 1/2000~1秒 |
絞り値 | f/3.3、f/6.6[広角側] |
露出制御 | プログラムオート |
露出補正 | ±2段の範囲で1段刻み可能 |
ISO感度 | ISO 125~1600 |
AF方式 | コントラスト検出方式 |
最短撮影距離 | ・約5cm(広角側) ・約50cm(望遠側) |
使用電池 | EN-EL19 |
充電時間 | 約1時間40分 |
電池寿命 | ・約220コマ(静止画) ・約1時間30分(動画) |
寸法 | 約109.5×67.0×38.0mm |
質量 | 約177g |
ニコン COOLPIX W150 の外観
ということで、ニコン COOLPIX W150フラワーを開封していきます。
今回は限定パッケージ「COOLPIX W150 FLOWER LIMITED BOX 」ではなく、カメラ単体の購入です。
内容にはこのような感じ。
ニコン COOLPIX W150 の外観
キュートな花柄が特徴の限定色の「フラワー」。クリムゾンレッドの差し色がいいアクセントになっております。
ニコン COOLPIX W150の第一印象は何といってもコンパクトなカメラボディです。
写真で見るより実物はとても小さくてそして軽い!
男性である僕の手は比較的小さい方なのですが、ニコン COOLPIX W150は手のひらにすっぽりおさまるサイズ。
ニコンCOOLPIX W150の重量は約176g(バッテリー・SDカード含む)
iPhoneXsと比較してみて、ニコンCOOLPIX W150の方が軽いんです。
サイズもひと回りコンパクト。
カメラ上部にシャッターボタン、電源ボタン、動画撮影ボタンが配置。中央2つの穴はステレオマイクです。
レンズの前には保護フィルターが標準装備されているので、レンズを触れてしまうことが無く汚したり浸水することはまずありません。
このあたりのクリムゾンレッドのあしらい方がとても上品に感じられます。
側面にはスピーカー。これは動画再生での音が出るところですね。
背面の液晶画面回りはシンプルなボタン構成。
液晶画面左側にわかりやすく大きな操作系の4つのボタン。右側には十字キーとプレビューボタンと充電ランプ兼フラッシュランプのLED。
右手親指部分に粒粒の凹凸があるのでしっかりグリップするように工夫がされています。
カメラ底部には三脚穴とバッテリーとSDカードを装填するカバー。
バッテリーをおさめる電池ロックレバーは防じん防水仕様だけあって誤操作で簡単に開くことが無いようになっております。
電池蓋中央になる電池ロックレバー(灰色)をぐっと左にずらし、そのまま蓋をスライドすれば開く機構となっております。
意外と固いので小さな子どもの力では開くことができません!
しっかりとフタはロックされているので子どもがうっかりと水中で開いてしまうという事故が起きないようになっていおります。
そして電池室を見ていきましょう。
バッテリーカバーには水の侵入を防ぐパッキン(黄色)が抜かりなく施されております。
電池室にはバッテリーの他、SDカード、micro USB Type-Bの接続口とHDMI接続口がすべてここに集約されています。
防水性を高めるために極力開口部を1つにするため、ここにすべての端子類がおさめられています。
充電は本体に直接ケーブルを差して行う
ニコンCOOLPIX W150は直接USBケーブルを差して充電を行います。
満充電までの時間は約1時間40分。
パソコンに撮影した画像を取り込みながら同時にカメラの充電ができます。
気を付けていただきたいのが、 ニコンCOOLPIX W150にはカメラとは別にバッテリーを充電するバッテリーチャージャーが付属しておりません。
複数のバッテリーをやりくりするには別途でバッテリーチャージャーを準備しなくてはなりません。
ニコンCOOLPIX W150の電池寿命は撮影枚数約220コマと比較的少ない方なので、1日中撮影するお出かけのシーンでは複数のバッテリーが必要となるでしょう。
推奨はできないけどサードパーティ製で安価な互換バッテリーもあるよ!
ニコン COOLPIX W150 の子どもにやさしいポイント
次にニコン COOLPIX W150の使用感を紹介します。
- シンプルな撮影スタイル
- ひらがな設定ができる
- 撮影後の豊富な加工メニュー
シンプルな撮影スタイル
液晶画面にはわかりやすいアイコンが表示されているので小さなお子様でも直感で撮影ができます。
ボタンが大きくて押しやすい!
左の4つのボタンと画面に表示されたアイコンが連動しています。
ちなみに撮影中は4つの項目が表示され、フラッシュ・セルフタイマー、シーン、設定がいじれるようになっている。
- シーンの解除
- フラッシュ・セルフタイマー設定
- 撮影シーンの設定
- 本体設定
基本的にはフルオートでの撮影になるので細かな絞りやISO感度は変更できません。
シャッターボタン半押ししたときに設定されているシャッタースピードと絞り値が表示されます。
ちなみに露出補正は-2段、-1段、0段、+0.7段、+1.5段の設定が可能となっています。
ダイレクトに露出補正の設定ができるわけではなく「シーン」→「色をかえる」→「明るさをかえる」と奥まで入っていかないと設定できない仕様。
シャッターを押すだけ撮影! といった割り切ったとてもシンプルな仕様になっています
シーン選択から撮影シチュエーションを選ぶことで最適な露出設定をカメラが自動的にせってしてくれます。
なので撮影に関する難しい知識は一切必要ありません。
変わり種シーンもあってバラエティ豊かになっております。
露出モード・撮影モード一覧
オートでとる…フルオート設定
場面をかえる…夜景をとる、アップでとる、食べ物をとる、水中でとる、水中顔フレーミング、観察写真をとる、続けてとる〈約4.8コマ/秒で11コマ[大(13M)]〉、花火をとる、逆光でとる、鏡に映す、ビー玉に映す、ネオン風にとる、マンガ風にとる、ふんわりとる、ミニチュア風にとる、ミニチュア風動画をとる、光の軌跡をのこす、フォトインフォト)
写真をかざる…写真にフレームをつけることができる
色をかえる… 明るさを変える、鮮やかさを変える、好きな色を残す
ざっとですが上記のモード設定で露出設定をする感じ!
露出補正をするときは「明るさを変える」、連射をするときは「続けてとる」を選択します。
ひらがな設定ができる
言語設定に通常の漢字を使用した日本語、英語、そしてすべてがひらがなになる「にほんご」設定が準備されています。
漢字が読めない小さなお子様にはありがたい設定ですね!
すべての言語がひらがなになるので5歳になる我が子も自分で理解してカメラ操作をすることができました。
撮影後の豊富な加工メニュー
撮影後の写真を加工することができる「写真で遊ぶ」項目が地味に豊富で楽しい機能。
いろんなスタンプを押せたり。漫画の集中線をつけられたりなどバラエティ豊か。
写真で遊ぶ一覧
メイクアップする…人物写真を小顔にしたりメイクをしたりできる
写真を組み合わせる…最大4枚の写真を並べて1枚にできる
魚の目で見る…いわゆる魚眼レンズのような効果
トイカメラ風にする…四隅が暗くなるフィルムルックな効果
ふんわりさせる…四隅がボケてふんわりさせる効果
キラキラさせる…キラキラしたクロス系の加工ができる
ミニチュア風にする…ふかん撮影で効果的な風景をミニチュアにする加工
色をかえる…白黒やセピアにする加工
好きな色を残す…選択した色のみを残してその他を白黒にする加工
写真を飾る…写真にフレームをつける加工
漫画効果をつける…放射線状の集中線をつける加工
スタンプをおす…ハートやスターなど写真をデコる加工
水中をはっきりさせる…水中写真がはっきるするのでしょう
リトルプラネット風にする…360度カメラ風の加工
まるくする… 円周魚眼のような写真に加工ができる
我が子は撮影してきた写真を飽きることなくひたすら加工しています
気になるニコン COOLPIX W150 の画質
ニコン COOLPIX W150に採用されているイメージセンサーは1/3.1型原色CMOSと非常に小さな部類になります。
有効画素数が1317万画素と最近のデジカメにしては少なめにしているものの、光量が少ない室内での撮影を苦手としています。
率直な感想、キレイな画質とは言い難い…。
ニコン COOLPIX W150 の画質レベルは一言でいうならばスマホレベル。
むしろスマホはセンサーサイズが小さい分、現像部分に最新機能をふんだんにもりこまれているので ニコン COOLPIX W150 はスマホ以下と言わざるえません。
ISO感度の上限がISO1600なので暗いシチュエーションではシャッタースピードを遅くして露出対応するしかなく、どうしてもブレた写真を連発してしまいます。
しかも高感度撮影はノイズが多すぎて見るに耐えない写真になります。
動画に関してもフルHD(1920×1080)に対応しているもののフレームレートは30fpsどまり。
写真だけの目的ではニコン COOLPIX W150は正直おすすめできません。
だけど ニコン COOLPIX W150 の魅力はそこじゃないんだよね!
ニコン COOLPIX W150 の魅力は「小さな子どもでも安心して使えるカメラ」というところにあります。
これまで書いてきましたが防塵防水・耐衝撃性能に加えて、コンパクトに仕上げたボディ。
子どもにもわかりやすい「ひらがな設定」や豊富な画像加工があるし、なにより限定カラーですが「フラワー」が可愛すぎます。
気兼ねなく子どもに渡せるカメラというのが ニコン COOLPIX W150 の最大の魅力なのですよね。
ニコン COOLPIX W150 と合わせて買いたいアイテム
ということでニコン COOLPIX W150 と同時に買っておきたいアイテムをざっと紹介します。
最低限買っておきたいアイテムだけあげましたよ!
- SDカード
- 液晶保護フィルム
- ストラップ
ニコン COOLPIX W150 の記録メディアはSDカード。撮った写真を保存するのに必須アイテムです
首からかけられるストラップが付属していないので、別途ストラップを準備しておくと良いでしょう。
ニコン COOLPIX W150 まとめ
今回は「【ニコンW150レビュー】濡れても落としても大丈夫! 子どもにピッタリなタフカメラ」について書きました。
ニコン COOLPIX W150は見た目が可愛く小さな子どもにピッタリなカメラです。
だけどそこはカメラメーカーであるニコン製なので、オモチャではなくしっかりとした作りにカメラに仕上がっております。
- 水深10mクリア
- 1.8m落下クリア
- -10℃対応
- JIS/IEC保護等級6(IP6X)相当の防じん性能
落としても大丈夫、水没しても大丈夫、砂場でも平気。
これだけ子どもにぴったりなカメラはありません。
誕生日orクリスマスプレゼントに最適なカメラだよ!