どうも、へちま(@hechima_papa)です。
いざカメラを購入したとしても、実はこのままでは撮影をすることはできません!
写真を始める上で、カメラとレンズはもちろん必要ですがそれらを取り巻く「カメラアイテム」も必要になってきます。
カメラには記録メディア(SDカードなど)は付属しませんので別途で購入する必要がありますし、カメラやレンズを傷や衝撃から守る保護アイテムも欲しいところ。
てことで、今回は「カメラと同時に買っておきたいアイテム」と「あれと便利なアイテム」を紹介します。
- 記録メディア(SDカードなど)
- レンズ保護フィルター
- 液晶保護フィルム
- レンズフード(付属してなければ必要)
- ブロアー
- カメラの予備バッテリー
- レンズペン
- カメラバッグ
- ドライボックス
- アンカーリンクス
- センサークリーニングキット
同時に買っておきたいカメラアイテム
まずははじめに「カメラと同時購入しておきたいアイテム」から紹介していきます。
- 記録メディア(SDカードなど)
- レンズ保護フィルター
- 液晶保護フィルム
- レンズフード
- ブロアー
記録メディア(SDカードなど)
撮影した写真データを保存する記録メディアは必須アイテムで、主流なところではSDカードがあげられます。
写真はカメラ本体に保存されるのではなくて、この記録メディアに保存されます。
記録メディアにはSDカードをはじめ、いろんなフォーマット(形)があるのでカメラに対応した記録メディアを購入しましょう。
SDカードの他に、microSD、コンパクトフラッシュ、XQDカードなどなどカメラに対応する記録メディアを準備しましょう。
SDカード選びのポイント
大多数のデジタルカメラにはSDカードが採用されているので「SDカード選び」のちょっとしたポイントを紹介したいと思います。
- 容量(何枚撮れるか)
- 書込み速度(連写性能)
- メーカー選び(信頼性)
容量は32GB
SDカードの容量は32GBのものが十分な枚数の静止画が撮影でき、動画もたっぷり撮れるのでおすすめです。
16GB | 32GB | 64GB | 128GB |
約1096枚 | 約2200枚 | 約4394枚 | 約8797枚 |
※2,400万画素相当 写真1枚あたり約13.4MBのめやす
書込み速度は「SDスピードクラス10」を
SDカードの書込み速度が「CLASS10」のものを選んでおきましょう。
書込み速度が速いSDカードであれば連写が止まりづらくなります。
デジタルカメラで撮影された写真はいったん「バッファ」と呼ばれるカメラ内部にある保存領域に保存され、そこから順次SDカードに書き込みされていきます。
SDカードの書込み速度が速いほど連続撮影枚数が多くなりシャッターチャンスに強くなります。
サンディスクが信頼性でNo.1
大切な写真を確実に保存するためにも信頼のあるメーカーが製造する記録メディアを購入しましょう。
中でも記録メディア製造に長けて信頼性のあるサンディスク製のものがおすすめです。
記録メディアは予算的にも甘く見られがちなので、安物ノーブランドのSDカードを購入すると「データが吹っ飛ぶ」といった最悪の事態に陥ってしまいます。

- 32GBが容量十分でおすすめ
- 書込み速度はCLASS10
- 信頼のあるメーカー

レンズ保護フィルター
レンズを汚れや傷、衝撃から守ってくれるレンズ保護フィルターも必ず買っておきたいアイテムでございます。
レンズむき出しではあつかいに神経質になりますが、保護フィルター1枚あるだけで安心感は全然違います。
レンズ直径に合わせて保護フィルターを購入しよう
レンズの直径「アタッチメントサイズ」によって保護フィルターも同じサイズのものを準備する必要があります。
当たり前ですがアタッチメントサイズが違うとレンズに保護フィルターは付けられません。
>>カメラ初心者必見! 5つのポイントだけ見ればわかるレンズの選び方
保護フィルターも信頼のあるメーカーから購入しよう
保護フィルターも信頼のあるメーカーから購入しましょう。
メーカー純正のものか、おすすめなところでは「ケンコー」「ハクバ」「マルミ」が信頼できます。
安物の中にはコーティングがされてない“ただのガラス”のフィルターも存在するので、これでは余計なガラスが1枚入るだけなので画質劣化になりかねません。
液晶保護フィルム
カメラの背面液晶画面も傷から守ってあげましょう。
そこで買っておきたいのが液晶保護フィルムです。

ライブビュー撮影が主となるミラーレスカメラでは、背面液晶画面は絵を確認するところであるのでとっても大切なパーツ。
使っているうちに細かい傷が画面に入って、絵が見づらくなってしまっては快適に撮影することができません。
カメラを購入したら真っ先に保護フィルムを貼って、液晶画面を守ってあげましょう。
カメラに合わせて保護フィルムを購入しよう
カメラによっては液晶画面の大きさはまちまちなので、液晶保護フィルムはカメラに合わせて購入します。
※各リンク先でカメラ機種を選択の上、購入ください
レンズフード

レンズフードも忘れてはいけない大切なアイテムでございます。
レンズフードは余計な光がレンズに入らないために遮光する役割のほか、レンズ本体への衝撃緩衝にもなってくれます。
レンズフードが付属しない場合がある
注意したいのが、レンズによってはレンズフード付属していな場合があることです。
特にカメラボディーとレンズがセットとなったレンズキットではレンズフードが付属しないことがあるので、事前にメーカーサイトで確認しておく必要があります。
コストダウンの影響かもしれませんが、入門向けで販売されているレンズでもレンズフードが別売りになっているので別途で準備しなくてはなりません。
標準ズームレンズと望遠ズームレンズがセットとなったダブルズームキットに合わせた互換品レンズフードもあります。

ブロアー

カメラやレンズについたゴミやホコリを吹き飛ばしてくれるブロアーも必要です。
デジタルカメラはイメージセンサーにゴミがつきやすい弱点があります。
レンズ交換の際は気をつけていてもどうしてもカメラ内に細かな塵が侵入してしまいます。
ゴミがついたままのイメージセンサーで撮影をしていると写真に黒い点となって写ってしまうことが!
センサーに付着したゴミは写真に黒点となって写り込んでしまいます。
せっかくキレイに撮影した写真もセンサーにゴミが付いていると写り込んでしまうので台無しに…。
センサーについたゴミを吹き飛ばすのに息を吹きかけるのは御法度。
こんな時はブロアーを使ってシュポシュポとセンサー吹き付けてゴミを取り除きます。

レンズ交換式のデジタルカメラは“センサーとゴミ”は切っても切れない縁。
レンズ交換の時はブロアーでササっとセンサーを吹くことでゴミの付着を少しでも減らします。
ブロアーも必需品としてリストアップしておきましょう。
- 記録メディア(SDカードなど)
- レンズ保護フィルター
- 液晶保護フィルム
- レンズフード
- ブロアー
あれば便利なカメラアイテム
次は必需品とまではいきませんが「あれば便利なカメラアイテム」を紹介します。
- カメラ予備バッテリー
- ハクバ レンズペン
- カメラバッグ
- ドライボックス
- アンカーリンクス
カメラ予備バッテリー
電池切れを起こしてしまってはカメラはただの文鎮化してしまいます。
一眼レフカメラは電池の持ちは良いですがミラーレス一眼カメラは電池の消耗が激しいので、予備バッテリーは持っておいたほうが安心します。
バッテリーは必ず純正品を買おう
カメラの電源となるバッテリーは絶対に純正品を使うべきです。
純正品は少々値段が高いので安価な互換バッテリーに目移りしがちですが、互換バッテリーを使うことは絶対におすすめしません。
カメラの電源部はとてもデリケート。
互換バッテリーだとカメラが正常に起動しなかったり、最悪の場合は電気ショートを起こし出火の原因にもなります。
純正品以外のバッテリーを使ったことでの故障はメーカー保証の対象外にもなります。
カメラのバッテリーだけは絶対に値段が高くても純正品を買うこと!
ハクバ レンズペン
ハクバのレンズペンも買っておくと便利なアイテムでございます。
レンズペンとは「レンズのクリーニングが圧倒的に楽になる魔法のアイテム」で、かつペン型なので携行性にも長けた優れもの。
クリーニング液もふき取り専用布も必要とせず、レンズペン1本でレンズの汚れを取り除けるアイテムです。

レンズペンの先端はカーボンが塗布された特殊なセーム革になっている。

反対側には刷毛。片手でワンタッチで取り出せササっとゴミをはらえるのがグッド!
レンズペンは「レンズフィルター用」を買うべし
レンズペンにはクリーニングする箇所に合わせて、先端にあるセーム革の形状のバリエーションがあります。
中でも購入して欲しいのがセーム革が平坦になっている「レンズフィルター用」です。
レンズを傷や衝撃から守るためにレンズの先端に保護フィルターをつけてますよね。
保護フィルターを装着しているので、実際に汚れるのはレンズ自体ではなく保護フィルターの方。
すなわち、買うべきレンズペンは「レンズフィルター用のレンズペン」なのです。
通常のレンズペンではレンズ前玉に合わせて先端のセーム革が曲面になっています。
これでは平面である保護フィルターのクリーニングが十分に行なえず、セーム革の端ばかりが擦れてしまいレンズペンの消耗を早めてしまいます。
ということで、レンズペンは「レンズフィルター用」を購入しましょう。

カメラバッグ
カメラ関係の機材が増えるとどうしても欲しくなるのがカメラバッグです。
だけどカメラバッグって使い勝手や機能面、収納力を求めちゃうと“いかにも感”満載なゴツいカメラバッグしかありません。
カメラバッグとしての「機能面」と見た目の「ファッション性」
この2つが両立したカメラバッグにはなかなか巡り会えない…
そんな迷えるカメラバッグ難民におすすめしたいのが「MOUTH Deliciousトートバッグ」でございます。


素材に帆布が使われており使い込むほど風合いが出ます。

容量も2リットルペットボトルが6本も入ってしまう収納力を誇ります。

レンズを取り付けたカメラに追加のレンズ1本と外付けスピードライトを入れるとこのような感じになります。
まだまだ余裕があるので、財布やポーチ類なども十分に入ります。
オシャレなカメラバッグをお探しなら「MOUTH Deliciousトートバッグ」をおすすめします。

ドライボックス

カメラやレンズはカビが大敵。
空気中にカビ胞子が舞っているので使ったままのカメラやレンズを放置しておくと、レンズにカビが生えてしまうことがあります。
大切なカメラやレンズをカビから守ってくれるのがドライボックスという収納箱です。
ドライボックスとは透明の密閉ケースに防カビ剤となる乾燥剤がセットされたもの。
乾燥剤は天日干しをすることで繰り返し使えます。
シンプルな構造なのでそこまで高価なものではなく、リーズナブルに導入できるのがメリット。

HAKUBA 電子防湿庫 E-ドライボックス 60リットル KED-60
機材が増えてドライボックスに収まり切らなければ、大容量の防湿庫を導入します。
防湿庫はコンセントからの電源供給で、機材に適した庫内の湿度管理を自動で行ってくれます。
アンカーリンクス

カメラストラップの着脱がワンタッチでできるアンカーリンクスもおすすめしたい便利なアイテムです。
カメラのストラップは首からぶら下げたり肩にかけたりなど、カメラの落下防止には効果なもの。
自宅にいる時の撮影では基本的にストラップはいらないのでジャマでしかありません。
三脚撮影でもストラップが原因で引っ掛けてしまいカメラを転倒させてしまうこともあります。
たびたびストラップを付け外しすのなはなかなか面倒なことなのですが、そんな時におすすめしたいのがアンカーリンクスでございます。

カメラ側につけてアンカーリンクスとストラップ側のアンカーハウジングでワンタッチ着脱を可能にします。

グッとはめ込んで

パチンと完了。ストラップの装着完了です。

アンカーリンクスの強度は耐荷重90kgと、カメラ&レンズの重さだけではまず切れることはないでしょう。
ワイヤーは3重構造で黄色い部分が見えると交換のサイン。
摩耗による劣化を事前に知ることができる安心仕様です。

センサークリーニングキット

ブロアーで吹いても取れないイメージセンサーに付着したゴミを簡単に拭き取れるクリーニングキットVSGO クリーニングキットも買っておきたいアイテムのひとつ。
イメージセンサーについたゴミはブロアーで簡単に取り除けるものもありますが、粘着性のあるゴミは物理的に拭き取る必要があります。
そういう時はVSGOクリーニングキットを使えば拭きムラが発生しづらくゴミを簡単に取り除くことができます。

VSGOクリーニングキットはクリーニング液と使い捨てスワブ12本がセットになった清掃アイテム。

スワブは1本1本パッケージングされているのでいつでも清潔。

ヘラ状になっている先端には高密度のきめ細かい繊維で覆われており、ここにクリーニング液を浸してイメージセンサー表面を清掃していきます。
まずブロアーでイメージセンサーをシュポシュポと吹いたあと。


イメージセンサーの表面を優しく1往復して撫でるように清掃。
以上です。
イメージセンサーの大きさに合わせてスワブのサイズが異なる「フルサイズ用」「APS-Cサイズ用」と2種類準備。
お使いのカメラに合わせてお買い求めください。

おすすめカメラアイテム まとめ
今回は「カメラをはじめる上で買っておくべきおすすめ便利アイテムまとめ」を書きました。
- 記録メディア(SDカードなど)
- レンズ保護フィルター
- 液晶保護フィルム
- レンズフード(付属してなければ必要)
- ブロアー
- カメラの予備バッテリー
- レンズペン
- カメラバッグ
- ドライボックス
- アンカーリンクス
- センサークリーングキット
カメラを購入する上での予算立てで関連アイテムは案外軽視されがちであります。
カメラアイテムは買うべきものをしっかりと定める必要がるので、本記事を参考にしていただけたらと思います。
