一眼レフカメラ・ミラーレス一眼を購入する時に決めなくてはいけないメーカー選び。
このカメラメーカー選択は今後のカメラ人生を大きく左右します。
カメラ各社によってカメラとレンズを接合する部分“マウントの形”がバラバラなので、カメラメーカーを決めてしまうと今後そのカメラメーカーのレンズをずーっと使うことになります。※サードパーティレンズの選択肢もあります
たとえばキヤノンのカメラを買ったけどニコンのレンズが良さそうだからキヤノンのカメラにニコンのレンズを付けたいなんてことはできません。
ということなので、メーカー選びは慎重に行わなくてはなりません。
先に結論を言っちゃいますが、
一眼レフカメラを始めるならキヤノンかニコン
ミラーレス一眼をやるならニコン以外をオススメします。
一眼レフカメラはキヤノンかニコンの2択
僕的には一眼レフに関してはこの2社しか考えられません
その最大の根拠は2社から出しているレンズラインナップの豊富さです。
一眼レフはレンズを交換してナンボです。レンズを交換しないのならコンデジで十分です。せっかくレンズが交換できる一眼レフなのでレンズラインナップが豊富なメーカーを選んでいた方が失敗がないと思います。
キヤノンかニコンを選んでおけばこの先レンズに困ることは絶対ないと言いきれます。
それだけこの2社のレンズラインナップは充実しています。
じゃあ、キヤノンとニコンとどっちがいいの?
ぶちゃけどっちでもいいです。好きな方を選びましょう。
僕はニコンを使っていますがデジタル一眼レフカメラを始めた頃に放送していたニコンD80のCM
このCMが当時の僕の心を完全に仕留めてくれたのでニコンD80からカメラライフが始まりました。
このCMで注目したのは一度もカメラのシャッターを切っていないところです。
ファインダーを覗いてピントの合焦音を鳴らしてレンズ替えてフフンってキムタクさんが鼻を鳴らしているだけです。
ニコンのマーケティングは一眼レフカメラで撮った写真がキレイなんだよっていうところをアピールするのではなく、一眼レフカメラのオーナーになってカメラを操る愉しみを全面に出してるんですよね。
ニコンのカメラってキヤノンに比べて無骨でメカメカしく男子の心をくすぐる一眼レフカメラになってます。
後にNikonDfというカメラが登場しました。
もうこれなんてデザインからして実用無視ですもんね。ガジェット好きにはたまらない一品です。ニコンはこうゆうのがお得意な感じ。
キヤノンとニコンの描写の違い
巷でよく囁かれているのは
- キヤノンは人の肌をきれいに撮る=人物向け
- ニコンは見たままの画を撮る=風景向け
とか聞きますが、正直わからん!
どっちも人物をきれいに撮れますしどっちもきれいに風景が撮影できます。
自分好みの画に仕上げたいのならRAWファイルで撮影して後からいくらでも写真の仕上がりをレタッチできるので、特に気にしなくて大丈夫です。
強いて言うなら動画も撮るならキヤノンが有利
動画撮影に関してのオートフォーカス性能がニコンよりもキヤノンが強いです。
一般的に一眼レフカメラは静止画撮影する時と動画撮影する時ではオートフォーカスのやり方が別になります。
キヤノンとニコンとともに静止画撮影時は同じく位相差AF方式なのでどちらも遜色なく高速ですが、違いがでるのが背面液晶を使用した撮影、ライブビュー撮影でのオートフォーカスの速さです。
ライブビュー撮影時、ニコンはコントラスト方式だけでのオートフォーカスに対して、キヤノンはコントラスト方式と像面位相差方式の2つからなるキヤノン独自のデュアルピクセル CMOS AFなので高速なオートフォーカスが可能となっています。
- ニコン:ライブビュー時のAFが遅い
- キヤノン:ライブビュー時のAFが速い
僕はニコン使いなのでオススメはニコン
キムタクから始まったカメラライフですが僕はニコンを選んで後悔はしておりません。逆にキヤノンを選んでいたとしても後悔はなかったと思います。
メーカー選びで一番重要なのは使用できるレンズの選択肢が豊富なことです。
ということでオススメの一眼レフはニコンD5600です。
小型軽量でありながられっきとした一眼レフなので操作性も不便はないです。スマホとの常時接続で位置情報や時間も狂うことはありません。
キットレンズでセットになっているAF-Pレンズの出来が素晴らしく“エントリー向けのレンズであるある”オートフォーカスの遅さが改善されてストレスフリーの撮影ができます。
ニコンでミラーレス一眼を購入してはいけない理由
ニコンのミラーレス一眼は1インチセンサーを搭載したCXフォーマットのニコン1シリーズがございます。
カメラ自体の出来は悪くはなくカメラの電源を入れてから撮影までのレスポンスの良さがウリで僕も以前はNikon1J5を持っておりました。
ですがニコン1シリーズはNikon1J5を販売して以来音沙汰なく、2015年を最後に新しい製品が販売されておりません。
ニコンのCXフォーマットの将来が心配されている状態。
ぶっちゃけた話、同じ1インチセンサーを持つ高級コンデジの方が使い勝手がいいんじゃないかと思います。
ニコン1買うなら1インチセンサーのコンデジの方が良さげ
今ではNikon1J5を手放しております。理由はソニーの1インチコンデジのRX100M2の方が使い勝手が良かったから。
CXフォーマットは1インチセンサーなのでフォーサーズシステムやAPS-Cサイズのミラーレスに比べて高感度域でノイズに弱く、かつ同じ1インチセンサーを持つコンデジにコンパクトさで負ける。
あんまりいいところが無いニコンのミラーレスなんです。
その他の一眼レフカメラメーカーは?
ソニーの一眼レフカメラ
ソニーの一眼レフカメラっていうのはカメラ内にミラー(レフ)があるんですが他社との多いな違いは光学ファインダーではなく電子ファインダーであることです。
なぜか一眼レフカメラのクセしてファインダーが電子ファインダーなんですね。
電子ファインダーの特徴
対して電子ファインダーの特徴は撮影した結果がファインダーで確認できることです。ファインダー自体が液晶画面なのでホワイトバランスや露出補正が確認できたり、色彩をカスタマイズしているならそれも反映した状態で撮影できます。ピントが合っている面を表示するピーキング機能もあるのでオートフォーカスのできないレンズでも苦労することなくピント合わせをすることができます。
ソニーの一眼レフはどうなの?
ソニーの一眼レフカメラってフルサイズとAPS-Cサイズの一台ずつしかラインナップされておらず、どっちかというとミラーレス一眼に力を入れているメーカーというイメージです。
ソニー内での一眼レフカメラの扱いがどうも微妙なのでソニーで一眼レフを購入するのはあんまりお勧めしないのが正直な所です。
ソニーはミラーレス一眼カメラのラインナップが豊富
他社に比べて大きなイメージセンサーを搭載させたミラーレス一眼カメラをラインナップさせているのがソニーの強み。
ソニーのミラーレスはイメージセンサーが大きい
世界で初めてフルサイズのミラーレス一眼カメラα7を登場させたのはソニーです。
APS-Cサイズ搭載のミラーレス一眼α6000シリーズ
カールツァイスをオートフォーカスで使えるのはソニーだけ
これはソニーだけの特権です。
あのツァイス様をオートフォーカスで使用することができるのはソニーだけなんです。
カールツァイスは各社カメラメーカーのマウントに合う様にキヤノンやニコンでも使えるレンズがありますがそれはどれもマニュアルフォーカスで使うことになります。
ソニーでは専用にAマウントとEマウントにカールツァイスがラインナップされておりそのレンズもオートフォーカスでの使用ができます。
僕はカールツァイスはそこまで詳しく語れませんがRX1を使っていた経験から、カールツァイスのボケの美しさは、他のレンズでは再現不可能なくらい美しいものだと思います。空気感まで写し出すレンズはカールツァイスしかありません。
ソニーはカメラの発展に大きな影響を与えるメーカー
ソニーってキヤノンやニコンのような光学メーカーではないので一眼レフカメラを製造して真正面から勝負するのではなく、他社ができないようなフルサイズミラーレス一眼を作ったりなど、今までのカメラの概念を覆すようなものを作るメーカーなイメージ。
今後もミラーレス一眼カメラの発展が望まれるのでソニーはカメラの歴史を変えていくかもしれませんね。
まとめ
カメラのメーカー選びで一番重要なのが使えるレンズがたくさんあるかどうかということです。
この点を踏まえれば一眼レフカメラはキヤノンとニコンの2択で間違いはありません。
今回はオリンパスやペンタックスを割愛していまいました。スミマセン。
全く知らないメーカーなので下手に間違ったことが書けないのでもう少し勉強してから記事にしようと思います。