カメラアクセサリー

おすすめストロボの選び方。4つのポイントをおえれば純正品は必要ない!

ひとつ持っておけば写真のバリエーションがグッと増えるストロボ。

カメラの頭の上に取り付けるストロボのことを「クリップオンストロボ」といいます。

このストロボってニコンやキヤノン純正品のものだと結構いい値段するんですよね。安価な単焦点レンズが1本買えるくらいします。

値段が高いもんでどうしてもストロボを買わずにレンズを購入してしまいがちなんですが、ストロボの選び方の要点さえおさえておけば高価な純正品を買わなくてもAmazonで買える安価な社外製品でも十分なものがあるんです。

ストロボの選び方
  • バウンス撮影ができる
  • ガイドナンバー 40
  • 自動調光が可能
  • ハイスピードシンクロ対応
へちまくん
へちまくん
この4つさえおえれば高価な純正品なんて必要ない!

ストロボは敷居が高くて興味あるけどどれを選べばわからないものですが、上記の選びたか4点さえ覚えておけばOKです。

ということで今回はAmazonで安価にすませるストロボの選び方を紹介します。

外付けストロボのことを正式には「スピードライト」といいますが、今回は混在を防ぐためすべて「ストロボ」と表記を統一させていただきます。

おすすめのストロボの選び方①「バウンス撮影」

外付けストロボの1番の特徴といえば光を天井や壁にあてて撮影する「バウンス撮影」ができるところ。

バウンス撮影ができないとわざわざ外付けスロトボを買う意味ありません。

カメラに内蔵されているストロボは正面にしか発光することができません。いわゆる「フラッシュあてました感」が思いっきり出た写真しか撮れませんよね。

へちまくん
へちまくん
ストロボ直射はいっきに写真のデキが悪くなってしまうからあんまり使いたくない

「バウンス撮影」をすれば暗い室内でもフラッシュ直射をすることなく光を全体に回して自然な出来上がりとなります。

スピードライト直射ストロボ直射
バウンス90°天井バウンス撮影

被写体に直接光をあてた写真とストロボを90°真上に向けて撮影した写真を見比べてみるとこんな感じ。

ストロボ直射は影がくっきりと出過ぎて“いかにもフラッシュあてました感”がありますが、天井バウンスした写真は光が全体的に回って光が強くなく「柔らかい仕上がり」ですよね。

この「バウンス撮影」ができることがストロボ選びで1番重要なポイントとなります。

おすすめのストロボの選び方②「ガイドナンバー 40」

次にストロボの発光量を示すガイドナンバー(GN)が40前後あるものを選んでおきましょう。

ストロボは大は小を兼ねると言われできるだけ明るいもの「ガイドナンバーの数字が大きいもの」を選ぶ必要があります。

へちまくん
へちまくん
発光量が大きければそれだけ対応できるシチュエーションが増えるからね

とは言っても基本的にガイドナンバーの数字が大きいものは比例してストロボの価格が高くなりがち。プロ仕様のフラッグシップとなるとガイドナンバーは60にもなるのここまで発光量は必要ありません。

ガイドナンバーの数字が40前後ぐらいあれば十分です。

純正品でいえばキヤノンの430EX III-RTやニコンのSB-700、ソニーのHVL-F45RMあたりが目安となります。

おすすめのストロボの選び方③「自動調光が可能」

自動調光機能(TTL)が付いているストロボであれば面倒な光量の計算をすることなく簡単に撮影することができます。

1枚1枚撮影するのに絞りやら距離やらISO感度やらで発光量を計算するのってめんどくさいじゃないですか? 

TTL(自動調光)ができるストロボであれば、カメラにセットするだけで露出(絞り・ISO感度)と焦点距離、そして被写体までの距離を瞬時に読み取って適度なガイドナンバーを導き出してくれるので初心者にはありがたい機能です。

TTL(自動調光)があるおかげでグッとストロボのハードルが下がります。

おすすめのストロボの選び方④「ハイスピードシンクロ」

ハイスピードシンクロ(別名:日中シンクロ)とはなんぞや? ですが、ハイスピードシンクロとはシャッタースピード1/200よりも速い設定でもストロボを閃光できる機能です。

ストロボって必ずしも暗いところで使うとは限らないんですよね。

へちまくん
へちまくん
主に逆光の場面で役に立つよ!

逆光の場面で背景は明るいけど被写体が影になってしまっている時に、ストロボを使うことで影になった被写体を明るくします。

ですが、ハイスピードシンクロができないストロボはこのシチュエーションでは露出オーバーを起こして真っ白な写真になってしまうんですよね。

なぜかというと1/200秒より速いシャッタースピードができないからなんです。

ストロボの発光時間を思っている以上にほんの一瞬で、カメラの構造上1/200秒より速いシャッタースピードだとシャッター幕が写り込んでしまいます。

シャッタースピード1/250以上

かんかん照りの太陽のもと、1/200秒より速いシャッタースピードでないと露出オーバーになってしまいます。

この場合にハイスピードシンクロができるストロボであれば1/200秒より速いシャッタースピードが使えるので余裕のある露出設定ができるんです。

ハイスピードシンクロの仕組み

詳しくはハイスピードシンクロで空を青く被写体を明るく撮影しようのページで紹介しております。

ハイスピードシンクロ
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アマゾンで購入できるおすすめのストロボ

ということでストロボ選びのポイント4つを紹介しました。

選び方おさらい
  • バウンス撮影ができる
  • ガイドナンバーは 40前後
  • TTL調光ができる
  • ハイスピードシンクロ対応

以上の条件からAmazonで購入できる比較的安価なストロボがこちら!

外付けストロボは電源に単三電池が必要。繰り返し使えるエネループが経済的なので同時購入しておこう!

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