ずーっと前から思っていましたが、
カメラストラップって邪魔になるときあるよね?
とっさの撮影の時にカメラを構えるとファインダーの前にストラップがちょうど重なったりするし、僕は家でも子どもを撮ったりするので、家の中ではストラップは外しておきたいんですよね。
あと、カメラを首からぶら下げたときにレンズが正面を向いて前に出っ張ってすごくジャマになるし、ブラブラするのでどこかにぶつけてしまいそう。
ぶつけた相手が人だったら怪我をさせてしまいます。
ということで、何かいいものがないのかと調べたところ良さそうなものがありました。
『C-Loop』というカメラの底にある三脚に乗せるときに使うネジ穴を利用したストラップマウントです。
ストラップマウント『C-Loop』
C-Loop 回転ストラップマウント ブラック(三脚穴取付、ミラーレスから本格一眼まで対応)16011
C-LoopはアメリカのカメラアクセサリーメーカーCustomSLR社(カスタム エス・エル・アール)から出ているカメラストラップマウント。
C-Loopの他にカメラ用ストラップも作っています。
C-Loopはカメラの三脚ネジに付けるストラップマウント
精巧なアルミ削りだしなので質感もチープな感じなありません。
ザラザラしたところがゴムワッシャーになっているのでカメラにねじ込むとしっかりと固定することができます。
取り付けるところは三脚のネジ穴。
取り付けに工具は不要。
ねじ込むためのツマミがあるので手で簡単にねじ込むことができます。
カメラの底に付けるので、ぶら下げると当たり前ですがカメラが逆さまになります。
こうやってカメラが逆さまになり、レンズが下向きになってくれるのでレンズの先端をぶつけることを防いでくれます。
ネジが緩む心配は一切無し
心配なのが、ネジが自然と緩んで落下しないかという点
ストラップを取り付ける金具はフリーで回転するので、ネジで固定する金具とは一切影響を与えません。自然にネジが緩んでしまう可能性はほぼ無いと言っても大丈夫です。
ネジってものは完全に回しきって初めて外れるものなので、C-Loopの場合はカメラが何回も回転しないとまず外れることはありません。
極端な話、少々ネジが緩んでいたとしても外れません。
▼C-Loopの強度をアピールした動画もあるので参考にどうぞ。ちなみに動画では車を引っ張ってます。
C-Loopメリット
通常の場所にカメラストラップを付けると以下の不満点がありました。
- ストラップがファインダーにかかることがある
- レンズが出っ張ってぶつける危険性がある
- ストラップの取り外しが簡単にできない
C-Loopを使うことで3つの不満点は解消。
ストラップの取り回しが良くなった
レンズが下を向いてくれるので安全
これだと不意にレンズの先端をぶつけることがなさそうです。
これが普通の位置にストラップを付けるとレンズの重さで無理にレンズが下を向くので、カメラの角がお腹に当たって痛いんですよね。
首からストラップをぶら下げても自然にレンズが下を向くので、カメラの角がお腹にぶつかってストレスになることは無いです。
簡単にストラップを取り外しができる
一眼レフに限らず1/4インチの三脚穴さえあればなんでも付けられます!
GoProには直接ストラップが付けられないので、三脚穴の空いたマウントにC-Loopを組み合わせてGoProにカメラストラップ付けることもできます。
C-Loopの気になったところ
三脚を使うときは外さないといけない
三脚ネジにC-Loopを付けるので、もちろんではありますが、三脚使うたびに外さないといけなくなります。
C-Loopを付けっ放しでも三脚が使えるアダプタもありますが、カメラとアダプタをネジで固定してアダプタとC-Loopをまたネジで固定するという2段階ネジを使うのでちょっと強度に不安があります。僕はあんまりお勧めしませんね。
C-Loopが邪魔してカメラの水平が取れない
次は三脚が無い時や使えない場面での話ですが、何かにカメラを乗せて撮影するとき底に付いてるC-Loopが邪魔して水平が取れない。
バッテリーグリップと相性が悪い
バッテリーグリップの三脚穴にC-Loopを付けるので、縦撮りのときはバッテリーグリップを握っての撮影がやりづらくなります。
まとめ
C-Loopを使って一番良いところはストラップの取り回しが良くなったこと。
重たいカメラをぶら下げてもカメラとレンズが体を沿うようにしてフィットするので安定するし、変にカメラが体にぶつかるのでストレスにもならない。
値段がもう少し安ければ最高だったんですけど、超オススメです!
▼取り付けに工具が必要ですがお手頃価格のC-Loopもあります。
▼コンデジに適しミニバージョンもあります。