ニコンZ6を買って以来、今まではパソコンに撮影を写真データを移す時にはZ6に直接USBケーブルを接続して取り込んでいたのですがこれが結構めんどくさいんです。
最初は「XQDカードリーダーなんかいらないかな」って思ってたんですけどね。
Z6のUSB端子のフタを毎回開けたりUSBケーブルの取り回しがわずらわしかったりと、撮ってはパソコンに取り込むという行動を1日に何度も繰り返すのでいい加減XQDカードリーダーを買わなければということで購入しました。
僕がニコンZ6で使用しているXQDカードはニコン純正の64GBのものなのですが、パソコンに取り込むためのカードリーダーはニコンからは販売されておりません。
安心と信頼のソニー製カードリーダーを探したのですがソニー(SONY) XQDカードリーダー MRW-E90 BC2 SYMは6,000円もするので高過ぎて論外。
もうひとつソニーにはSONY XQDアダプター QDA-SB1 Jというのがあって、こっちは3,000円弱で買えるので安い。(今回購入したもの)
だけど安い方のSONY XQDアダプター QDA-SB1 Jには『ソニーGシリーズ・Mシリーズのみ対応』との注意書きが。
購入前に使えるかどうかわからなくて悩んだ点なんですよね。
僕が使っているニコン製XQDカードNikon XQDメモリーカード 64GB MC-XQ64Gにはそのような「G」「M」の表記はありません。
結論から申し上げると、SONY XQDアダプター QDA-SB1 Jはニコン製XQDカードでも普通に使えました。
ということで、今回はXQDカードリーダー探しにお困りのあなたにSONY XQDアダプター QDA-SB1 Jの紹介いたします。
ニコン XQDカードでも使えるカードリーダー
このカードリーダーを購入する時に僕を迷わせた『ソニーGシリーズ・Mシリーズに対応』の説明書き。
ソニー製XQDカードには読み込み書き込み速度にランク分けをしているようで、速度上位2種のXQDカードが「G」「M」に該当するようなんです。
僕が使っているニコン製XQDカードにはそのような「G」「M」の表記なんてないので本当にこのSONY XQDアダプター QDA-SB1 Jが使えるかどうかが不安でした。
「USB」表記があれば使える
ニコン製XQDカードには「G」や「M」はありませんが「USB」の表記があります。この「USB」の表記があるXQDカードなら使えるということでした。
ニコン XQDカードでも使える ソニーQDA-SB1 J
ソニーカードリーダー QDA-SB1 Jの外観
とうことで今回購入したXQDカードリーダーSONY XQDアダプター QDA-SB1 Jの紹介をしていきます。
パッケージには対応メディアの表記がありますがニコン製XQDカードでも問題なく使えます。
内容品はカードリーダー本体にUSBケーブルが1本。
カードリーダー本体の作りはプラスチッキーなので高級感やそんなものは一切ありません。カードリーダーに質感を求めるのは変な話ではありますが、ソニー製なので中身の品質は間違い無いでしょう。
でも、ちょっとヤワな雰囲気なので落とすと「パッキーン」とプラスチックが割れて簡単に壊れそうな感じではあります。
カードリーダー自体は大きくもなく小さくもなくといった感じ。キャップを外すとUSB端子なので直接パソコンに接続もできます。
カードリーダーを携帯して持ち歩く方はパソコン直差しができるのはUSBケーブル分の荷物が減るのでありがたい仕様ではないでしょうかね。
僕は家でしか使わないのでUSBケーブル接続派です。
カードリーダーが無いと出来ない「2つ」のこと
ニコンZ6を購入した時に資金不足でXQDカードリーダーの購入を後回しにしておりました。
Z6付属USBケーブルを直接パソコンに接続すれば写真データを取り込むことができるのでカードリーダーはいらないかなっと。
だけど、カードリーダーが無いとXQDカードにデータを書き込むことができないのでとても大事な「ある2つ」のことができないということに気づきました。
- カメラのファームウェアアップデート
- カスタムピクチャーコントロールの書き込み
カメラのファームアップデート
カメラのファームウェアアップデートを行うにはニコン公式サイトからファームウェアデータをダウンロードして、それを記録メディアに保存。そしてカメラにファームウェアを読み込んでアップデートをするという手順。
Z6およびZ7の場合、カードリーダーが無いと「ファームウェアを記録メディアに保存」って手順が出来ないんですよ。
ようするにXQDカードリーダーが無いとファームウェアが出来ないということになります。
ニコンZ6およびZ7は2019年5月に大型アップデートを予定しており中には「瞳AF」という目玉機能も準備されおります。
現在開発中 \瞳AF/機能のデモンストレーション動画をご紹介!
フルサイズミラーレスカメラ Zシリーズ 用のファームウェアで対応予定だよ。開発中なので詳細はまだ未定です~♪#ニコン #瞳AF #瞳AF #ニコンZ7 #ニコンZ6 #CES2019 #NikonCES
👀 👀 👀 👀 👀 pic.twitter.com/JQYj68npko
— ニコンちゃん (@nikon_chan) 2019年1月10日
ファームウェアアップデートが出来ないってことは大事件なのでXQDカードがニコンZシリーズにとって必需品ってことです。
カスタムピクチャーコントロールの書き込み
ニコンユーザーなら絶対に知ってほしいサイト「Nikon Picture Control Editor」がというのがあるのですが、さまざなフィルムシミュレートや名カメラの絵作りがニコンカメラで楽しめるサイトです。
このサイトから好みのカスタムピクチャーコントロールをダウンロードしてカメラに読み込んで使うのですが、カメラに読み込む際もカードリーダーを経由して記録メディアに保存しなくてはなりません。
僕はニコンデフォルトのコッテリした色が好みではなく、昔からあまり派手な色でない「D2X Mode1」が好きで今回もZ6で使いたかったのですがカードリーダーを買っていなかったので出来ずにいました。
Nikon Picture Control Editorに限らず、ニコン純正ソフトPicture Control Utility 2でカスタマイズしたピクチャーコントロールを使用する時もいったんカードリーダーを使って記録メディアにデータを移さないといけません。
こだわりのカスタムピクチャーコントロールで楽しむにもカードリーダが必要ってことです。
ニコン XQDカードでも使えるカードリーダーまとめ
今回はニコン製XQDカードでも使えるソニーのカードリーダーSONY XQDアダプター QDA-SB1 Jの紹介記事でした。
SONY XQDアダプター QDA-SB1 Jはパソコン直差しができる携行製優れたカードリーダー。ソニー製ながら3,000円弱で買える価格帯。
ニコンZシリーズのファームウェアアップデートはカードリーダが必須なので購入を後回しりするのではなくXQDカードとぜひ同時購入をおすすめします。