言っちゃうけどカメラバッグってどれもダサい。
なんでこうダサいのしかないんでしょうかね? もうわざとしか言いようがない。
カメラバッグにもレンズと同じく入った抜け出せない『沼』がありまして、自分にあったカメラバッグに巡り会うのって本当に難しいんです。
使い勝手や機能面、収納力を求めちゃうとどれもゴツい風貌のカメラバッグになってしまうし、逆に見た目を重視すると収納力不足や保護性がなくカメラバッグとして頼りないものしかない。
何本もレンズ持って撮影に行くわけでなくレンズがついたカメラに+レンズ1本、そして外付けスピードライトにその他財布やポーチ類が入れられるおしゃれなカバンがあればいいんです。
そんなカバンを探している時にちょうどカメラバッグの機能を果たせておしゃれなトートバッグ型のカメラバッグを見つけてしまったので購入。
今回、カメラバッグブランド MOUTH(マウス)のDelicious107トートバッグ Mサイズを紹介したいと思います。
カメラバッグブランド MOUTH(マウス)とは
MOUTH(マウス)とは大阪梅田のスニーカーショップから生まれた『日常に馴染むおしゃれなカメラバッグを』をコンセプトに、カメラバッグっぽく見えないおしゃれなカメラバッグを作っているブランドです。
カメラバッグ選びって本当に難しくて、「機能的と見た目のよさ」ってなかなか両立することができないんですよね。
精密機械であるカメラやレンズを安全に運搬するためのバッグなのでどうしても厚みが出てしまうし、何よりカメラバッグのメーカーさんたちが外見をあまり重要視していないようにも感じます。
そこでMOUTHは「なぜ、おしゃれなカメラバッグはないのか? 」という疑問から、今回紹介する“Delicious(デリシャス)シリーズ”というMOUTHの代表作であるカメラバッグが誕生しました。
カメラバッグに見えないMOUTH Deliciousトートバッグ
MOUTHのDeliciusシリーズは日本製の素材にこだわっており主に帆布(はんぷ)をメインに使用されています。
帆布とはその名の通り帆船の帆に使われる布の素材でみじかなところでは体育の時間でよく使っていた「体操マット」や「跳び箱の最上部」、運動会で見かける集合テントに使われるなどとても丈夫なのが特徴。
そんな帆布素材を使ったMOUTHのDeliciusシリーズのカメラバッグに様々なタイプがラインナップされています。
- ショルダー型
- リュック型
- トート型
- エコバッグ型
今回購入したのはトート型のカメラバッグでトート型の中にも6種類があります。
- 108 TOTE(Lサイズ)
- 107 TOTE(Mサイズ)←購入したのはコレ
- 106 TOTE(Mサイズ)
- 105 TOTE(Sサイズ)
- 104 TOTE(Sサイズ)
- 202 TOTE(Miniサイズ)
107 TOTE(Mサイズ)をチョイスしました。
同じサイズである106 TOTEの違いは一部の使用素材が違うようで、107 TOTEには強度を必要とするショルダー部と底部に「コーデュラナイロン」が使われています。
MOUTH Delicious107トートバッグMサイズの外観をチェック
大容量のトートバッグ
高さ約300mm 上辺幅約450mm 底辺幅約320mmとMサイズではあるものの大容量。2リットルペットボトルと比較してもその大きさがわかると思います。
帆布素材をメインに使っているのでカメラバッグ自体のが重さが1kg弱あるので少々重たいかも。
ガバッと大きく口を開けられるのがトートバッグの良きところ。バッグ内へのアクセスがしやすい。
入れようと思えば2リットルペットボトルが6本入る容量があります。まぁこんな使い方しませんが…。
バッグ内には防水性をもたせるターポリン(オレンジ部分)が使われています。この辺りが普通のトートバッグと違うところで精密機械であるカメラやレンズに気遣った仕様であることがうかがえます。
もちろん中敷を外すこともできます。
内部にはポケットが2ヵ所。
ポケットのサイズ感はiphoneXSがすっぽりおさまるぐらい。そこまで大きなポケットでなく長財布がはみ出る程度。
外にも3つポケットがあります。
ところどころワンポイントアクセントに本革を使用しているところがおしゃれ。
上半分が帆布素材で下半分が底部に使われている耐久性耐水性に優れたコーデュラナイロン。
インナーケースは別売りなので注意
カメラやレンズを収めるインナーケースは残念ながら別売り。インナーケース単体でMOUTH公式サイトから3,456円で購入ができます。
今回購入したカラーは「カーキ/オレンジ」
インナーケース本体にしきり2枚と中敷。
ニコンZ6に24-70f4Sの組み合わせとFTZをつけたAF-S28mmf1.8とスピーライトSB-700を入れみるとこんな感じ。
がっつりカメラとレンズを覆うのでなく浅めのケースなので機材の一部がはみ出ます。
インナーケースの容量的にはカメラ本体に標準ズームレンズ1本、その他単焦点レンズと望遠レンズそれぞれ1本ずつ入る容量です。
Delicious107トートバッグに入れみてみるとまだまだ余裕があり。カメラレンズに+α財布やポーチ類、折り畳み傘など日常必要なものが入ります。
ノートパソコンMacbookPro13インチもすっぽりおさまります。
持ち手が短いので肩にかけづらい
トートバッグといえば持ち手の部分い腕を通して肩にかけて使うことができるはずなんですが、このMOUTH Delicious107トートバッグの持ち手が短いので肩を通すことが難しい
持ち手とは別にショルダーベルトがあるので肩がけができないわけではないけど、この点はちょっといただけない。
MOUTH Delicious107トートバッグのまとめ
ということで「カメラバッグっぽくないカメラバッグ」MOUTH Delicious107トートバッグでした。
“いかにも”なゴツいカメラバッグに躊躇している方、おしゃれに敏感な女子にオススメしたい国産帆布素材を使用したトートバッグです。