2019年にタワーオブテラー“アンリミテッド”と題して、これまでの期間限定で行われていた「LEVEL13」「シャドウオブシリキ」の演出を交えたイベントが行われました。
引き続き、今年も2020年1月6日(月)~3月19日(木)の期間中に行われることが決定しております。
前回2019年バージョンではABC3つあるエレベータの内わけが
- A・・・LEVEL13
- B・・・LEVEL13 “シャドウオブシリキ”
- C・・・通常版
という内容でした。
多分2020年もこの内容で開催されると思いきや…、今回2020年バージョンではツアーCにシャドウオブシリキになっているという情報がありました。
- A・・・LEVEL13
- B・・・LEVEL13 “シャドウオブシリキ”
- C・・・LEVEL13 “シャドウオブシリキ”
この情報だとハズレくじだった通常版が今回2020年バージョンでは無いということになります。
というわけで、タワーオブテラー“アンリミテッド”とはどんなものなのか。おさらいをこめて前回の時に書いたブログをここに記しておきました!
※ここから2019年時に投稿した内容です。
毎年恒例1月から3月に開催されるタワーオブテラーの限定イベント。
今回2019年は心機一転「タワー・オブ・テラー“
1月7日がイベント初日で早速乗車した方のアンリミテッド感想ツイートを見ていたんですが、どうやら残念感が漂っているツイートが多い様子。
中でも共通して気になるツイートがありました…。
タワテラアンリミテッド乗りたいけど乗って通常パターンだったら悲しいやつ…( ˘ω˘ )
アンリミテッド期待が高かっただけにガッカリ感がすごい。。
ツアーCに当たったら最悪だな😞
いや、タワテラは通常も大好きだけどさあ。やっぱこの時期は違うバージョンに乗りたいじゃん。。
ん? 通常版ってなんや?
これまでの期間限定バージョンでは通常版により恐さに磨きをかけてゲストを楽しませてきたイベントなのですが、なぜか「通常版だった」というツイートがちらほらあったんです。
ツイートを読み進めていくと、どうやら今回のアンリミテッドver.は過去の落下パターン総集編だというのがわかりました。
タワーオブテラー アンリミテッドは過去の総集編だった
期間限定でタワーオブテラーは通常とは違う落下パターンになるのですが、今回はなんと過去のパターンの焼き回しだったことがわかりました。
アンリミテッド公開初日から参加された有志の方のツイートを見てみると…。
タワテラアンリミテッド4回目
通常の3回、、、
なるほど、今回の仕組みがわかった
シャフトAは Level13
シャフトBは シャドウオブシリキ
シャフトCは 通常
過去の1月〜3月に行われてきた期間限定バージョンの総集編だそうです。
3つのツアー(エレベーター)で分けられているようでその内訳は以下の通り。
- ツアーA … LELEV13
- ツアーB … LEVEL13 シャドウオブシリキ
- ツアーC … 通常版
まったくのタワーオブテラー未経験者だったらどれも初見なので楽しめるとは思いますが、コアなタワテラファンの僕にしてみれば新しい落下パターンを期待していたので正直この内容に失望。
だってどのバージョンも経験済みですから…。
ということで、過去の期間限定バージョンの落下パターンをおさらい。
ツアーA … LELEV13
開催期間 | 2012年〜2014年 過去3回開催 |
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落下の特徴 | フェイントの応酬、落下が少々乱暴 |
タワーオブテラー初の期間限定で通常バージョンよりも落下回数を増やしパワーアップして開催されました。
LEVEL13の特徴はフェイントの応酬。
通常ではハイタータワー3世の部屋から手を振る鏡の部屋へ向かっていたところを、急に不穏な音が鳴り出し真っ赤な照明が焚かれて「急上昇からの急ブレーキ」を繰り返しエレベーターが暴れ出すという不意打ちがありました。
これがなかなかケツが浮く。
そして鏡の部屋が終われば最上階まで上昇するかと思いきやそこから急降下。窓が開く最上階からは1段下がるクッションもなく、最後部から落とされる乱暴な内容。
ディズニー史上最恐の名にふさわしい内容でした。
- 急上昇&急ブレーキを繰り返すフェイント
- 手を振る演出はカット
- 最上階からのノンストップ落下
- 窓の外が見えるのは1回のみ
ツアーB … LEVEL13 シャドウオブシリキ
開催期間 | 2015年〜2018年 過去4回開催 |
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落下の特徴 | 落下回数が最多、視聴覚演出が多彩 |
前回の「LEVEL13」により視聴覚演出を加えてさらに落下回数を増やしたのが、2015年から2018年まで過去4回開催された「LEVEL13 シャドウオブシリキ」
落下回数は過去最多の7回 ※通常版は4回
呪いの偶像シリキウトゥンドゥが本編中にあらゆるところで出現する演出がありました。
- エレベーターのロープを切る演出
- ハイタワー三世のシーンでキラキラが無い
- 最上階から1段下がってもう1度上がる
- 途中の宇宙のようなキラキラ空間
- 窓の外が見えるのは1回のみ
ツアーC … 通常版
説明は特に無しです。
僕にとっていつも通りのクルージング運転です。
通常版のハズレ感が半端ない
通常版が含まれているっていくらなんでもダメでしょう。スタンバイで散々待った挙句「ツアーC:通常版」に通されたら僕なら泣けます。
ゲストをおもてなすためのアトラクションなのになぜハズレを入れるの?
あれだけ「予測不能!!」とかCMうってるのに、知らずに通常版にあたって「あれ? なんか違うところあった?」と残念がる人が続出してしまいますね。
「予測不能」っていうのは、まさかいつも通りの通常パターンが混ざっていることを誰も予測できない。ということなのか?
冗談はさておき、あれだけ煽っておいて通常版を混ぜているのは納得いきません。
1月はまだ閑散期なのでファストパスを上手にからめれば複数回タワテラに乗車できるけど、2月以降は卒業旅行シーズンに突入し大混雑が予想されるので1度きり、または極寒の中100分超えのスタンバイで2回乗れるかもしれません
その数少ないチャンスに「ツアーC:通常版」を引き当ててしまうこともあり得るのです。
通常版を含んだのは残念極まりない。
キャストの対応にもよりますが、ABC各ツアーに振り分けられるタイミングでキャストに一言希望のツアーを伝えれば1回待つ代わりに希望のツアーに通してくれます。
実際に「C以外」と希望を伝えると1回分待機した上でキャストさんが「Bでもよろしいですか?」と通してくれました。
他のゲストに迷惑がかからない程度で希望のツアーを伝える価値ありです。
僕的にタワテラ アンリミver.はミックスすればよかった
ここからは持論。
タワーオブテラーの内容を3つのパートに分割してそれぞれ数パターンの演出を盛り込んで、シャッフルすれば“予測不能感”が出たのでは無いでしょうか。
他のアトラクションで例えるなら「シーライダー」や「スターツアーズ」のように。
タワーオブテラーは大きく3つのパートに分けられます。
- ハイタワー部屋→鏡の部屋→最上階から落下
- 暗闇の中を急上昇&急降下
- 最後に窓の外が見えるとこまで上がって落下
各3つのパートをそれぞれの過去の期間限定バージョンと通常版をミックスすれば面白かったのではと思います。
通常版 | LEVEL13 | シャドウオブシリキ | |
パート① | 最上階からの1段下がって急降下(写真撮影) | ハイタワー部屋後のフェンイト 急上昇&急降下 | ロープを切る演出 最上階から1段落下、また上がって急降下(写真撮影) |
パート② | 急上昇&急降下 | 最上階から急降下(写真撮影) | 宇宙キラキラ空間 |
パート③ | 窓の外が見えるとこまで上がって急降下 | 急上昇&急降下 | 急上昇&急降下 |
※写真撮影は必須項目
これをパートごとに混ぜればより予測不能感が増して面白かったと思うのですがどうでしょうかね?
ということで今回はちょっと期待外れなタワー・オブ・テラー アンリミテッドのお話でした。