タワーオブテラーの1番怖いのはABCツアーどれなの?
タワーオブテラーには3つエレベーター(乗り物)があり乗り口方向に向かって左からA・B・Cとなりますが、元年間パスポート保持者の僕が1番怖いと提唱するツアーはAです。
アトラクションの怖い要素の1つ、それは一瞬無重力状態になる浮遊感。
この浮遊感を最も感じるのがAのツアーにということなんです。
1年間ディズニーへ通い詰めた僕はタワー・オブ・テラー乗車の回数を重ねることにより、この3つのツアーのうち「ツアーA」に決定的は違いに気付きました。
※これから語る説は僕の個人的な見解ということを承知の上お読みください・・・。
タワーオブテラー ツアーAは他にはない決定的な仕組みの違いがある
3つあるツアーの中でAだけB、Cと全くことなる部分があります。細かい挙動は割愛しますがBとCは基本的にはエレベーターの動きは同じです。ですがAはそれ以外の2つのツアーとまったく違う箇所がありました。
- Aは下が鏡の部屋・上がハイタワー三世の部屋
- BとCは下がハイタワー三世の部屋・上が鏡の部屋
2つの部屋が反対になることでエレベーターの昇降する距離に違いが出来てきます。
3つのエレベータの動きの違いを動画にしてみました。
発進したエレベーターはツアーB・Cはハイタワー三世の書斎に向かうとき「1つ上の階」しか上昇しませんが、ツアーAの場合は「2つ上の階」に登っています。
続いてツアーB・Cはもう1つ上の階に登って鏡の部屋へいきますがツアーAは1つ下へ降りて鏡の部屋にいきます。
この「書斎と鏡の部屋が反対」という点がツアーAの決定的な違いです。
ツアーAは上昇速度が違う
書斎と鏡の部屋が上下反対なことでエレベーターの昇降速度が他のツアーとくらべてAは早くなります。
アトラクションの所要時間はいずれのツアーも同じはずなのに対しツアーAだけは昇降距離が長いからです。
スタートしてまずはハイタワー三世の部屋向かってエレベーターが上昇しますが、AはBとCに比べてハイタワー三世の部屋が高い位置にあるのでエレベーターの上昇する距離が長くなります。
長い距離を時間内に上昇しないといけないので他のツアーよりも上昇速度が速くなり、停止するときに急ブレーキがかかり少し浮遊感を感じます。
少し物理の話になりますが、そこには慣性の法則というキーワードが絡んでいます。
ツアーAはより浮遊感を感じやすい
アトラクションのスリルを感じる要素のひとつに浮遊感があります。
先ほどAの場合は上昇する距離が長いため他のツアーよりもエレベーターの速度が速く、ブレーキがかかった時に浮遊感を感じるお話をしました。
そこで登場するのが慣性の法則です。
- 止まった物体は止まったまま
- 動いている物体は動いたまま
ざっくり言うとこいうことですね。惰性ということです。
慣性の法則をタワー・オブ・テラーに当てはめてみると、エレベーターは速い速度で上昇しています。そして、ハイタワー三世の部屋に到達した時にエレベーターが止まります。強制的にエレベーターが止まったままなので、乗車しているゲストは惰性でまだ上昇したいにもかかわらず、身体を固定しているシートベルトに押さえつけられるため強烈なマイナスG(下へ抑える重力)を感じます。これが浮遊感です。
AはBとCにくらべて上昇速度が速いのでより浮遊感を感じやすいということです。
あと、最後部への上昇速度も速いです。
先ほども述べましたが、Aはハイタワー三世の部屋と鏡の部屋が反対の位置にあるので、鏡の部屋から最後部への距離も長くなります。上昇する距離が長いということはやはり速度も速くなります。
速度が速いので最後部へ到達した時の惰性が強いので浮遊感が感じやすいということ。
エレベーターの挙動はツアーA以外はほぼ同じ
その他のタワー・オブ・テラーのエレベーターの動きを解説をしているウェブサイトもありますが、僕の個人の見解からするとツアーA以外のBとCの挙動の違いはほぼ無いと思います。これは僕が年間パスを所有していた2016年から2017年ではそうでした。
ハイタワー三世の書斎と、鏡の部屋が反対以外の違いは無いと思います。
タワーオブテラー ツアーAは昇降速度が速いので1番怖く感じる
タワーオブテラー ツアーAの決定的な違いは「書斎と鏡の部屋が上下反対」
それによってエレベーターの昇降距離が長くなりその分スピードが速くなるので乗り味が荒く浮遊感を感じやすいという結論です。
※この説はあくまで僕個人の見解ということなのでご了承ください。