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操作性と連射ならD7500、コスパ重視ならD5600! 両カメラの写りはそこまで差は無し

今回はニコンDXフォーマット一眼レフカメラD7500とニコンD5600の比較をしてみました。

ニコンD7500は上位機種であるニコンD500譲りの高感度の強さと連射速度がウリで、そこまでスペックは必要ないけども妥協したくないユーザーに最適な一眼レフ。

対するニコンD5600はエントリー向けらしい作りでカメラボディーも軽量コンパクト、そこまで気負わないスタイルはこれから一眼レフを始める人へオススメできるカメラです。

実際に両カメラを使ってみての比較ではありませんが(ニコンD5600は所持)カメラのスペック比較、ニコンD7500の先代にあたるD7200を使っていた経験から、ニコンD7500とD5600の比較記事を書いてみました。

結論から申し上げると、ニコンD7500D5600も写真の出来栄えはそこまで差はありません。大きな違いが出るのはカメラボディーの操作性と連射速度です。

それでは順に見ていきましょう。

ニコンD7500とD5600のスペック比較


Nikon デジタル一眼レフカメラ D7500 18-140VR レンズキット D7500LK18-140

Nikon デジタル一眼レフカメラ D5600 18-140 VR レンズキット ブラック D5600LK18-140BK

ニコンD7500ニコンD5600
発売日2017年6月9日2016年11月25日
18-140 レンズキット実勢価格税込17万円前後税込11万円前後
イメージセンサーDX フォーマットDX フォーマット
有効画素数2088万画素2416万画素
画像処理エンジンEXPEED 5EXPEED 4
常用最高ISO感度ISO51200ISO25600
AF測距点数51点39点
連続撮影速度約8コマ/秒約5コマ/秒
可動液晶タイプチルト液晶バリアングル液晶
タッチパネル有無タッチパネル有りタッチパネル有り
カードスロットSD×1SD×1
SnapBridge対応対応対応
外寸約135.5×104×72.5mm約124×97×70mm
ボディ重量約720g約465g

ニコンD7500とD5600をざっと比較してみるとこのような感じです。

中身のスペックの違いだけで見てみると・・・

  • イメージセンサーの画素数
  • 画像処理エンジン
  • 常用ISO感度の上限
  • オートフォーカス測距点
  • 連続撮影速度
  • チルト液晶 or バリアングル液晶

この辺りが目立って違う部分ですね。

ということでそれぞれの違いを見ていきましょう。

ニコンD7500とD5600はイメージセンサー、画像処理エンジンが違うものが使われている

画像処理エンジン 画像処理エンジン EXPEED 5

ニコンD7500とD5600の違いのひとつに「イメージセンサー」「画像処理エンジン」がそれぞれ違うものが積まれております。

ニコンD7500には最上位機種ニコンD500まったく同等のイメージセンサーと画像処理エンジンが使われているんですよね。

D7500は2088万画素のイメージセンサーとEXPEED5の組み合わせで連続撮影枚数が秒間8コマ。常用ISO感度もISO100~51200も非常に幅広い設定ができます。

画像処理エンジンが新しいとデータの読み出し速度や高感度ノイズの処理性能が向上するので、高速撮影&幅広いISO感度設定が可能になります。

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かといってニコンD5600のイメージセンサーと画像処理エンジンEXPEED4も侮ってはいけません。

ニコンD5600のイメージセンサーは「2416万画素」でD7500よりまわずかに上回っており高精細。画像処理エンジンEXPEED4も一世代前ではあるもののニコンD810D750と同じものです。

常用ISO感度の幅が広いからといって高感度ノイズ耐性が良いと限りません。画像処理エンジンが関わる部分はJPEG撮って出しのノイズ処理の性能が高いだけです。

高感度の強さはイメージセンサーの大きさに強く依存するのでニコンD7500とD5600は同じDXフォーマット(APS-Cサイズ)です。両カメラの高感度耐性は大きな性能差は無いと思っても大丈夫です。

JPEG撮って出しではEXPEED5のニコンD7500の方が有利ではありますが、RAWで撮影をしてその後Lightroom等でノイズ処理をするならEXPEED5EXPEED4もそこまで差は無いでしょう。

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カメラ内で完結させるJPEG撮って出しは画像処理エンジンの性能が良いことに越したことありませんが、RAWで撮影したのちにパソコンで現像を詰めるならそこまでEXPEED5もEXPEED4もどちらも変わりありません。

要点まとめ
  • 画像処理エンジンの違いでD7500の方がISO感度の設定幅の広く、連続撮影枚数が多い
  • 常用ISO感度の幅が広くても高感度に強いとは限らない
  • RAWからの現像ではD7500、D5600はそこまで差は無い

オートフォーカス性能はニコンD7500に軍配

オートフォーカス性能比較
ニコンD7500ニコンD5600
D7500オートフォーカスD5600のオートフォーカスセンサー
オートフォーカスモジュールアドバンストマルチCAM3500IIマルチCAM4800DX
測距点数51点39点
クロスセンサー数中央15点中央9点
検出範囲-3~+19EV-1~+19EV

オートフォーカス性能は完全にニコンD7500が勝っていますね。

ニコンD7500に使われているアドバンスドマルチCAM3500IIはフルサイズ一眼レフD750にも使われている測距点51点のオートフォーカスモジュールで、ファインダー内の広範囲をカバーしてくれます。

検出範囲は「-3EV」からなので結構暗いシチュエーションでもオートフォーカスが効きます。どれぐらい暗いかと例えると、照明の少ない夜の屋外でもカメラ任せのオートフォーカスでピントを合わせることができるんですよね。

これがニコンD5600では検出範囲「-1EV」からなので夜間の薄暗いシチュエーションでは、オートフォーカスがピントをつかむことができず迷ってしまいます。

薄暗いシチュエーションでは性能差が出る両カメラですが、日中の屋外ではD5600でも十分なオートフォーカス性能があるので安心してください。

ニコンD5600でも運動会など走る子どもたちを追いかけられるぐらいの補足性能はあります。

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ニコンD7500は秒間最高8コマに対しD5600は最高5コマ

ニコンD7500の秒間最高8コマの連続撮影枚数は非常に速い部類に入ります。

ニコン一眼レフカメラ連射速度比較

  • ニコンD5(最高約14コマ/秒 ミラーアップ撮影
  • ニコンD850(最高約7コマ/秒)
  • ニコンD750(最高約6.5コマ/秒)
  • ニコンD610(最高約6コマ/秒)
  • ニコンD500(最高約10コマ/秒)
  • ニコンD7500(最高約8コマ/秒)
  • ニコンD5600(最高約5コマ/秒)
  • ニコンD3500(最高約5コマ/秒)

こうして見るとニコンD7500の8コマ/秒はカメラ単体で出せる最高速度でニコン一眼レフラインナップの中上位3番目に速いカメラということになります。(ニコンD850はバッテリーグリップで最高約9コマ/秒)

ニコンD7500はシャッターチャンスに強い

1秒間の連射枚数が多ければ多いほど動きがある被写体の撮影では有利になります。枚数が多いほどシャッターチャンスに強いということですね。

例えばですが野球でバットにボールが当たる瞬間をとらえたい時、1秒間に8コマ撮れるD7500または1秒間5コマのD5600のどっちが撮影できるチャンスがあるのかと考えてみると、撮影枚数が多いD7500の方が有利ですよね。

そんな一瞬のチャンスを狙うような撮影では1秒間により多くの連射ができるニコンD7500に軍配が上がります。

比較してみてもニコンD7500の秒間8コマは非常に速く感じます。

ニコンD7500はチルト液晶 D5600はバリアングル液晶

バリアングル液晶とチルト液晶 バリアングル液晶とチルト液晶

ニコンD7500は液晶画面を縦方向に可動することができるチルト液晶になっており、ニコンD5600は縦と横の2つの軸で液晶画面を可動させるバリアングル液晶となっています。

可動式の液晶画面はファインダーを覗きながらが難しいローアングル等の撮影も簡単にできる便利な機能。チルト液晶もバリアングル液晶も目的は同じなのでそれぞれの欠点をあげてみると。

チルト液晶の欠点
  • 180度角度を変えることができないので、液晶画面を見ながらの自撮り撮影が不可能
バリアングル液晶の欠点
  • 液晶を開いて回転2段階動作が必要になる
  • カメラストラップに引っかかる

それぞれの可動方式にはこのような欠点があります。詳しくはこちらのページで解説しておりますので参照ください。

バリアングル液晶とチルト液晶の違いとは? 便利だけどそれぞれのデメリットを知っておこう現在販売されている最新のデジカメには、液晶がいろんな方向へと可動することできる『バリアングル液晶』または『チルト液晶』になっているモデル...

カメラボディーの作りはニコンD7500が良し

ニコンD7500防塵防滴仕様 ニコンD7500は随所にシーリングが施されいる

カメラボディ周りを見ていきますが、ボディ周りの作りもニコンD7500の方がD5600よりもワンランク上という印象です。

ニコンD7500は防塵防滴仕様

ニコンD7500はボディの随所にシーリングが施されている防塵防滴仕様となっております。

完全防水ってほどではないけど、ちょっとした水滴や砂煙が上がるような環境での撮影で故障に見舞われることが少ない。

操作性もニコンD7500の方が優れている

D7500とD5600の上面

よりダイレクトに様々な設定ができるニコンD7500。その辺りに関してD5600はやはりエントリー向けというかライトユーザー向けなカメラというイメージです。

D7500にあってD5600に無いモノをあげてみると・・・

  • ボディー上面の液晶
  • サブコマンドダイヤル
  • 2つ目のファンクションボタン
  • ハイスピードシンクロ対応

大きなところでこの4つがあげられます。

ボディー上面の液晶はD5600には無い

ボディー上面の液晶 写真はニコンD750

ニコンD7500には写真のようなボディーの上面に露出情報が確認できる液晶画面が装備されています。

上面液晶の利点は欲しい情報が常に確認できるのと、セグメント液晶なので電池の消耗が非常に少ない点。

ニコンD5600はコンパクトボディーなので上面液晶を配置するスペースがありません。なので背面液晶でしか情報確認する方法がないので、その度に背面液晶を点灯させる必要があり電池を食ってしまいます。

上面液晶があると電池さえ入っていればカメラの電源がオフでも撮影可能枚数やメモリーカードの有無を表示してくれます。うっかりメモリーカードの入れ忘れも防いでくれますね。

ニコンD7500はサブコマンドダイヤルが装備

サブコマンドダイヤル 人差し指で操作するサブコマンドダイヤル

ニコンD7500にはサブコマンドダイヤルがあるので、左手親指で操作するコマンドダイヤルと人差し指で操作するサブコマンドダイヤルと合わせて「2ダイヤル仕様」となっております。

このサブコマンドダイヤルがとても便利で、僕はニコンD750を使用しておりますが「絞り優先オートモード」で撮影を行っています。コマンドダイヤルが2つあればサブコマンドダイヤルで絞りを調節、コマンドダイヤルでISO感度という感じでダイレクトに設定できるのでスムーズに撮影を行うことができます。

2ダイヤル仕様のD7500
  • メインコマンドダイヤル:ISO感度
  • サブコマンドダイヤル:絞り値

これがコマンドダイヤル一つしかないニコンD5600ではファンクションボタンを押しながらコマンドダイヤルでISO感度設定となるので、手間が一つ増えてしまうのが難点なんです。ISO感度の設定をファンクションボタンにカスタムしております)

コマンドダイヤルのみのD5600
  • コマンドダイヤル:絞り値
  • ファンクションボタン+コマンドダイヤル:ISO感度

ダイレクトに露出設定ができる2ダイヤル仕様のニコンD7500が操作性で優れています。

ニコンD5600はハイスピードシンクロ未対応

SB-700とD5600 ニコンD5600は外付けスピードライト有りでもハイスピードシンクロができない

ストロボを使って撮影をしない人にはあまり関係の無いことかもしれませんがイスピードシンクロ」という機能がニコンD5600では使うことができません。

この「ハイスピードシンクロってなんじゃらほい」って人はこちらの記事にまとめておりますので参照ください。

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太陽が出ている屋外での人物撮影では顔に影が出ないようフラッシュを使いたいところですが、フラッシュを使うとシャッタースピードの上限である1/200秒より速くできません。

日中の屋外ではシャッタースピード1/200秒では遅すぎて露出オーバーを起こしてしまいます。明るすぎる露出を抑えるために絞りを絞るわけですが、絞りすぎた写真はボケの量が少ないので一眼レフならでは立体感のある画が撮れないんですよね。

ハイスピードシンクロに対応しているカメラなら外付けのスピードライトでフラッシュを使うと1/200秒よりも速いシャッタースピードを使えるので、シャッタースピードを速くしただけ絞りを開けることができ背景をボカした写真が撮影できるということです。

ハイスピードシンクロとは

フラッシュを使用しながらシャッタースピード1/200秒以上速くできる機能

ニコンD7500とD5600の比較まとめ

D7500とD5600の正面

両カメラを比較してみてわかったのは写真自体の出来栄え(クオリティ)はそこまで差が有りません。ニコンD5600でも十分キレイな写真を撮ることができます。

ニコンD7500とD5600の違いで大きなところで言えば連続撮影枚数が秒間8コマや5コマの違い。

連続撮影枚数の速さはシャッターチャンスに直結する部分なのでニコンD7500の最速8コマ/秒は非常にシャッターチャンスに強いカメラだと言えます。ニコン一眼レフでこれより速いカメラと言えばフラグシップ機であるニコンD5かD500しかないところを見てみるニコンD7500はめちゃくちゃ速いカメラだと言えます。

あとは操作性の違いです。サブコマンドダイヤルが有るのと無いのでは操作感はまったく違ってきます。

これから本格的に一眼レフを趣味にするならニコンD7500をオススメ、スマホやデジカメよりもっとキレイに写真を撮りたい、けど重たいのは持ちたくないといったライトユーザーならニコンD5600をオススメしたいです。

あと予算が限られているなら、値段の安いニコンD5600にプラス単焦点レンズや広角ズームレンズを追加しても画角のバリエーションが増えてまた楽しいかもそれません。こういう選択肢もアリですね。


Nikon デジタル一眼レフカメラ D7500 18-140VR レンズキット D7500LK18-140

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