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ディズニーカメラ

ディズニーリゾートでニコン超広角ズームレンズAF-P 10-20を実写レビュー

AF-P10-20 レビュー

比較的安価で導入できるDXフォーマット専用の超広角ズームレンズ。AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRを今回ディズニーランド&シーで撮影を行ってきたのでレビューしてみようと思います。

AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRの概要

今回ディズニーパーク実写レビューするのはニコンDXフォーマット専用の超広角ズームレンズ。焦点距離は10mmから20mmをカバーし広角端はフルサイズ換算で15mm相当なので十分な広い画が撮れます。

ちなみにフルサイズでの画角の計算は焦点距離に1.5をかけた数字で算出します。

フルサイズ換算

焦点距離 × 1.5 = フルサイズ相当

▼フルサイズ換算のお話はこちらの記事で解説

ニコンカメラのFX・DX・CXそれぞれのフォーマットを解説カメラのイメージセンサーサイズはフルサイズやAPS-Cと表示するのが一般的。 https://hechima-papa.com/2...

逆に望遠端は20mm(換算30mm相当)と少しばかり短めなのでひょっとしたら足りない場面が出てきそうで心配。

換算30mmはiPhoneのカメラの画角とほぼ同等。感覚的にiPhoneの画角よりズームできないと思ってください。

開放絞り値はF4.5からF5.6と暗いので屋内&夜間での撮影は厳しそうですね。

このAF-P10-20の最大の武器はレンズの軽さ。一日中歩き回るディズニーではコンパクト軽量に勝るものはないですね

レンズスペック

焦点距離10mm〜20mm(フルサイズ換算15mmから30mm相当)
開放絞り値広角端:F4.5 望遠端:F5.6
手振れ補正あり
最短撮影距離0.22mm
フィルターサイズ72mm
重量約230g

▼AF-P 10-20の開封&外観レビューはこちらの記事へ

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AF-P 10-20 ディズニー実写レビュー

ニコンD5600で撮影を行いました

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焦点距離10mmの世界は広い

シンデレラ城と弟子10mm / 1/640 / f9 / ISO250

焦点距離10mm(フルサイズ換算15mm相当)がめちゃくちゃ広い!

超広角レンズを手に入れる前、「この広がる風景を撮りたい」と思ってもD5600のキットレンズAF-P18-55だと広角端の焦点距離が18mm(換算27mm)だから、思ったより広く撮れなかったんですよね。

焦点距離10mmは視界に映るすべてをフレームにおさめることができる。

シンデレラ城と池10mm / 1/800 / f8 / ISO200

思いっきり景色をファインダーに入れることができるのが気持ちいい。逆に気づかないところで余計なものが端っこに写り込んでたりするので注意も必要。

舞浜ホテルクラブリゾート10mm / 1/200 / f8 / ISO400

宿泊する東京ベイ舞浜ホテル クラブリゾート。このホテル吹き抜けがすごくて開放感があるロビーなんですが、焦点距離10mmで目一杯おさめてみました。

手振れ補正がなかなか優秀

マーメイドラグーン屋内①10mm / 1/13 / f4.5 / ISO1600

マーメイドラグーンは海底をイメージした施設なのでご覧の通り薄暗い照明。絞りを開放となるF4.5にして撮ってみました。

極力ISO感度はあげたくなかったのでシャッタースピードを遅く設定。焦点距離が10mmでとても短いのでシャッタースピードはそこまで神経質に速くする必要もなく、レンズに搭載された手振れ補正VRも優秀なのでシャッタースピード1/13が手持ちでラクラク撮れました。

マーメイドラグーン屋内①10mm / 1/10 / f5.6 / ISO3200

DXフォーマットのD5600は高感度も強いので、ISO3200まで上げて1/10のスローシャッターで撮影すると、薄暗い屋内でもここまで明るく撮ることができます。

最短撮影距離が0.22mmなので寄れる

タイムオブセレブレーション20m / 1/60 / f8 / ISO400

ズームではこれ以上寄ることはできませんが、このレンズは最短撮影距離が0.22mmとレンズフードが当たりそうなぐらい被写体に近づけることができる。

最短撮影距離とはイメージセンサーと被写体がもっとも近づいてピントを合わせることができる距離。

AF-P 10-20はイメージセンサーと被写体までの距離が0.22mmまで近づいてもピントが合わせられる仕様。

限られたスペースでの撮影に有利

アリスのティーパーティー10mm / 1/640/ f8 / ISO200

撮影者である自分が後ろにひけない状況でかつ、被写体を画角におさめなければならない時に広角10mmの威力を発揮します。

ディズニーランドではコーヒーカップ型アトラクション『アリスのティーパーティー』に乗りながらの撮影、コーヒーカップはスペースが限られ被写体との距離も近くなるけど広角10mmのおかげで被写体をファインダーにおさめることができました。

メリーゴーランド『キャッセルカルーセル』でも同じく、並走する馬の間隔も狭いですが隣の馬に乗る我が子の全身を画角におさめることができます。

自撮りがしやすい

自撮り手を伸ばした状態で3人分背景込みで画角に余裕でおさまります。

よく見かける自撮り棒なんかはスマホのカメラのレンズでは画角が狭いので、スマホと被写体の距離を取るために自撮り棒を伸ばして撮影をする必要があります。

広角10mmでは手に持った状態でも十分に距離を取ることできます。

AF-P 10-20本体も軽いしバリアングル液晶のD5600の組み合わせでも片手で持てる軽さなので楽に自撮りができちゃいます。タッチパネルなのでシャッターも切りやすい。

ちなみになんですが、ディズニーパーク内での自撮り棒を伸ばした状態での使用は禁止されております。持ち込み自体は大丈夫なんですが一番短く縮めた状態でしか使用することができません。

AF-P 10-20の気になったこと

今回はディズニーリゾートでのレビューなので撮影がメインではなく、パークで遊ぶのが第一優先ありレンズ交換なんてしている場合ではありません。

我が家は小さな子ども(4歳)もいるので撮影に夢中になりすぎて目を離してはいけません。

ということで、実際に家族旅行ディズニーでの使用でAF-P10-20の気になった点をいくつか書いてみます。

焦点距離10-20mmは用途が限られる

望遠端20mmは短い

どの焦点距離をとっても広角です。

広角端10mm(フルサイズ換算15mm)はパースがかかって迫力がある画が撮れるので重宝しますが、望遠端は20mmというのはだいたいスマホカメラと同じぐらいの画角。

これ以上ズームで寄ることができません。

やっぱり望遠端20mm(フルサイズ換算30mm)はディズニーで望遠が足りない場面が多々ありました。

ディズニーランドのパレードでフロートに乗ったキャラクターを撮るには、望遠20mmは短すぎます。別途望遠レンズが必要。

あらかじめ広角で撮りたい画が決まっているなら、このAF-P 10-20の広角端10mmが武器になるけど、作品を撮りに行くのではなく今回のような家族旅行など、家族の記録写真や子どもの成長記録として使うならAF-P 10-20の焦点距離は万能ではなかった。

AF-P 10-20ではなくD5600のキットレンズであるAF-P18-55の方が使いやすいと思います。

広角10mmを取るか、望遠20mm以降の画角を必要とするか。

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絞り開放では周辺減光が目立つ

開放での周辺減光14mm / 1/160 / f5 / ISO1600

思った以上に周辺減光が目立つレンズです。

1段絞ってやれば見違えるように改善されるし、日が出て十分に明るい場面では絞りf8通しで使ってやれば良いですね。

あとはカメラ側で『ヴィネットコントロール』をONにするか、現像ソフトで補正してやれば特に問題はありません。

まとめ

レンズ本体の作りや写りはキットレンズと同等のクラス。ですがこのレンズの魅力は比較的安価に広い画角『焦点距離10mm』が得られることと、コンパクト軽量なのでD5600のような一眼レフの組み合わせだとフットワークが軽くなる。

このレンズの良さをまとめてみると。

  1. 10mm画角は圧倒的に広い
  2. 手振れ補正が優秀なので手持ちでもスローシャッターが切れる
  3. 軽量コンパクト&手軽に導入できる価格

逆にデメリットであげるなら、望遠端が20mmと短いので万能性に欠けるところ。

今回のようにディズニーでこれ1本ですべてをまかなうのは少し無理がありましたね。

撮影がメインではないレジャーのシーンではAF-S18-140のような1本でオールマイティにこなせる便利ズームがやっぱり有利。

今回のAF-P 10-20 はカメラバッグの場所をとるようなかさばるレンズではないので、控えレンズとして忍ばせておくと、出先で「広角で撮りたい!」っと思った時に重宝するレンズだと思います。

▼フィルター径は72mm

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